2022年9月9日〜18日にセルビア・ベルグラードで行われた、レスリング世界選手権女子フリースタイル68s級に初出場した石井選手は23選手が出場する中、1回戦から3回戦まで順調にコマを進め、準決勝ではインドの選手に5-4で競り勝ち、決勝は、東京オリンピック金メダリストのタミラ・メンサ・ストック選手(米国)と対戦し、惜しくも敗れはしたものの銀メダルを獲得しました。
日本女子レスリング勢は16年ぶりに5階級制覇と勢いのあった今大会で、石井選手も6月に行われた全日本選抜選手権で、昨年の世界選手権銀メダリスト宮道りん選手を9‐6で破り今大会の切符を掴み、そして、8月に前哨戦となる世界選手権U20大会で優勝し、勢いそのままに臨んだ大会でありました。
「2024年オリンピックパリ大会出場が一番の目標」とインターハイ初優勝した高校1年生の頃から語ってくれていた亜海さんですが、世界選手権準優勝の活躍に至るまでには、アスリートして並々ならぬご努力があったと思います。櫻井つぐみ選手、元木咲良選手など精鋭揃いの育英大学レスリング部で切磋琢磨し、大きな目標を達成されることを祈っております。 |